高尾の森・虔十の会ホスピタルガイドでヨガ
高尾の森の守り人、 虔十の会 坂田マサコさんにお招きいただいて、裏高尾ー日影沢の森のホスピタルガイドツアーと、tara yogaがコラボさせていただきました。
普段馴れ親しむ高尾の森も、坂田さんのガイドとともに歩くとまったく違う世界が開けてきます。標高599m小さな高尾山には、約1500種もの植物があり、イギリス1国分の植物は1600種だそうで、あの小さな山になんと多種多様な植物があるのです。
ハキリバチに切られた葉っぱ。綺麗な円形の切り口。葉っぱの破片で土に巣を作るんだそう。
深山(ミヤマ)冬イチゴ 冬に身をつける甘い野いちご
コケ 茶色は仮死状態、風が必要。風の通り道に生える。木の裏側には苔はありませんでした。
雨が来ると、茶色かった苔もパッと開いて水をキャッチする。
血止グサ グチュグチュして傷に塗ると血が止まるそうです。
オオバコの新芽は、食べられる。ルッコラのような味がしました。サラダにするといいかも。
シャガ。川ぎわに生える。大雨が降っても高尾の清流が濁らないのは、この植物が泥を止めていてくれるから。ツヤツヤ光っていて綺麗。
普段は目もくれず通り過ぎてしまう植物たちには、それぞれに役割やストーリーがあるのでした。
色々な植物をじっくり時間をかけて観察しながら歩く高尾の森は、それはそれは自然豊かな美しい森でした。
坂田さんは「雑草、と言われる植物も、昔は薬草として使われていたり、役目があったり、雑草ではありませんでした。おばあちゃんたちは、それをよく知っています。だから私は、雑草を減らしていきたいんだ!」っておっしゃってました。
ほんとだ。雑草なんて植物はない。
そしてこんな綺麗な場所でヨガしました。
川のせせらぎに耳を傾け、木々が作り出したばかりの新鮮な空気をたくさん体に入れて、裸足で大地に立って、芳醇な土の香りと、癒しの緑。
森の中でAumが、響きました。
高尾の森さん、いつもいつも癒してくれてありがとう。
お返しにみんなで感謝の気持ちを送りました。
「山を好きになることが山を守る気持ちを育む」 だからこういう活動をされているそうです。
さすが坂田さん。素敵です。
素敵なホスピタルツアー、ありがとうございました。
tara