シバナンダヨガとは?
こんにちは。
西八王子ヨガルンタの水曜日午後と土曜日のシバナンダヨガを担当しているさおりです。
月に一度、高円寺のシバナンダヨガセンターでも平日お試しクラスを担当しています。
初めて来た人向け用のお話しとアーサナクラスをしています。
ヨガはたくさんの流派があり特徴がありますので、今回から数回に分けて簡単にお話しさせてもらおうと思います。
さて、《シバナンダヨガ》のシバナンダとは、インドの聖人スワミ シバナンダの名前から取ってつけられました。
師の教えを基に愛弟子の1人ヴィシュヌデバナンダが考えたヨガの流派です。
では、まず師のスワミ シバナンダについての説明をします!
1887年南インドのタミルナードの出身で、幼い頃から精神的で、人のためになることを行うことに喜びを持つ子ども時代を過ごしました。
そのためもっと人のためになりたいと医学を学び医師の道を選びました。
最初の赴任先は、マレーシアで農民のための治療院でした。
貧しい人たちでしたが、懸命に奉仕をしました。
しかし、続けていくうちに薬だけでは治らない病があることに気づきます。
身体だけではなく精神的な病を治すこと、そして“本当の幸せ”になるためにはどうしたらいいかのか悩みました。
彼はインドに戻り、本当の幸せを探求すること決めます。
約1年の間放浪し、北インドのリシケシへたどり着き、ヨガの師を探し求めます。
スワミ ヴィシュワナンダに出会い、出家のイニシエーションを受けました。
ほとんどの時間は瞑想にあて、修行をしながらも、小さな診療所を作り病人にも奉仕しました。
その奉仕の精神に、だんだんと人々が集まって来るようになり、ヨガのアシュラムが出来ました。
シバナンダ アシュラムです。
1932年、修行を始めてから7年後の45歳の時でした。
それからも世界中からヨガを教えて欲しいと生徒が集まりだし、1948年61歳の時にヨガ ヴェーダンタ フォレスト アカデミーという学校を創立することになりました。
世界の人たちにヨガと奉仕の精神を送り出すために、英語での本も200冊以上を出版をしました。
そして、1963年マハ サマディに入られ肉体から離れました。
それは、今から6〜80年くらい前のことなのですが、現代ヨガの指導者たちに今もなお大きな影響を与え続けています。
もちろん、シバナンダアシュラムは現在も無料の治療院を併設したまま、北インドのヨガの聖地リシケシにあります。
では、次回はスワミシバナンダとヴィシュヌデバナンダの出会いのお話しを記したいと思います〜☆
さおり