深呼吸ひとつで変わる世界。ヨガがくれる心の余白
- tara
- 4月9日
- 読了時間: 2分
ヨガって、流すのが得意なんです。
まるで川の流れみたいに、ヨガは「滞っていたもの」をスルスル〜っと流してくれる力があります。
まずひとつめは「体の中の流れ」
血液やリンパなど、体の中の体液って、意外と滞りやすいんです。でも、ヨガで深く呼吸をしながら体を動かすことで、それがやさしく流れ出します。まるで、内側からデトックスしてるみたいな感覚。
次に「呼吸」
普段、私たちの呼吸って思ってる以上に浅いんです。でもヨガを通してゆっくりと呼吸する練習をすると、呼吸そのものが自然に深くなって、心も体も落ち着いていきます。
ちなみに、面白い話があって…
呼吸がゆっくりな動物って、寿命が長いって知ってました?ゾウやクジラなんかはその代表例。逆に、呼吸が速いネズミとかは寿命が短いんです。つまり、呼吸を整えることは、健康や長生きにもつながるんですね。
そして、いちばん大事なのが「心の流れ」
私たちって、感情や思考をつい抱え込んでしまうクセがあります。嬉しいことだけじゃなくて、イライラとか、悲しみとか…実はそういう「重たい感情」も無意識に手放さずに握りしめちゃうことが多いんです。
『奇跡の脳』という本の中で、ジル・テイラー博士がこんなことを言っています。
「怒りが起こったとき、脳内では化学反応が起きて、それは約90秒で終わる」と。
でもそれ以降も怒り続けているのだとしたら、それは自分が無意識に「怒りたい」と選んでいる、ということなんですね。
だからこそ大切なのが「観察すること」
感情や思考をよく観察すると、「あ、今ちょっと怒ってるな」とか「不安が出てきてるな」って、自分とその感情との間に距離が生まれます。
すると、その感情に飲み込まれずにいられるし、気づけばスーッとその感情は流れていきます。川の水が絶えず流れているように、感情も本来、留まらずに流れていくものなんです。
つまりヨガって、体・呼吸・心、この3つの「滞り」をやさしく流してくれるもの。
だから、がんばりすぎて疲れちゃったとき、なんだかモヤモヤが続くとき、ぜひヨガを通して「流す時間」を持ってみてくださいね。
きっと、心も体もふわっと軽くなりますよ。
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