聖なる音ॐ(AUM)
まずこの動画をご覧ください。
これはNASAが発表した宇宙のブラックホールの音です。
インド人の友人(彼も幼少の頃からヨガを実践している)が教えてくれた動画で、
オームに聞こえないか、ということでした。
聞いてみると、なるほど、オームに聞こえます。
ヨガ哲学でオームは聖音とされ、ウパニシャッド(サンスクリットで書かれたヴェーダの関連書物)においては、
この聖音は宇宙の根本原理であるブラフマン(宇宙の原理と言われる存在)を象徴するものとされています。
インドの哲学は本当にすごい!
オームが本当に宇宙で鳴り響いていたんだ。
ヨガの実践において、インドでは必ずオームを唱えます。
オォォーーーーーーウム
唱えてみるとわかりますが、バイブレーションが起こります。
ヨガの呼吸法、蜂の羽の呼吸(ブラーマリ)も同じようにバイブレーションが生まれます。
きっと、このバイブレーションが宇宙で鳴り響いているオームのバイブレーションと共鳴するんですね。
そして、深いところで宇宙と、根本原理と繋がるんだと思います。
私たちはあまりにも、自然から切り離された価値観で生きています。でも私たちは自然の一部です。
だからヨガをすると、私たちも自然の一部だってことを深いところで認識して、満たされるのです。
身体的にも、ॐチャンティング(唱えること)やブラーマリは振動を起こすので血流が増します。
脳への酸素と血液の供給が増すので、脳の働きが良くなりそういったことを感じる感覚も増すのですね、
知れば知るほど奥が深い。
先人たちはNASAのテクノロジーが発明されるずっと前から知っていた、ということです。
テクノロジーが発達して、私たちの生活はガラリと変わり、便利になった。
でも失ったもののほうが大きいのかも知れない、と思う日々です。
ヨガをして、瞑想して、そういう感覚を取り戻していきたいな、と思いました。
Written by たら
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